不況だ不況だと騒がれ、今は物が売れない時代と言われていますが、人間の「欲」が無くなっているわけではありません。誰もが望む共通の感情があります。
例えば、「もっと健康になりたいですか?」と聞かれると、多くの人、それこそ95%以上の人が「YES」と答えるでしょうし、「もっとお金が欲しいですか?」と聞かれても同じだと思います。ざっと考えてみると、多くの人が持つ共通の感情・ニーズとして、以下のようなことが挙げられます。
- もっと健康になりたい
- もっとお金が欲しい
- もっと人間関係を良くしたい
- もっと自分の仕事をうまくこなしたい
キーワードは「もっと〇〇したい」という感情。これは「ニーズ」に他なりません。ニーズとは「まだ満たされえていない感情」と考えることが出来ます。
僕たちの仕事
不況になろうなどうしようが、「もっと〇〇したい」というニーズがある以上、それはマーケットなのです。お金を稼ぐのは難しいと多くの人が思っていると思いますが、マーケットがそこに有るのであれば、僕たちのやることはただ一つ。
満たされていない感情を埋めてあげること。
「満たされない感情を埋めてあげる」ということは、価値を提供するということ。つまり、僕たちがお金を稼ぐには、価値を生み出せばいいのです。
価格ではなく、価値にフォーカスする
ここで注目することは、「価格」ではなく「価値」だということ。
今、色々な分野で2極化が進んでいます。不況の最中と言うことで、安いモノが非常に売れます。しかし逆に、「非常に高いもの」が売れているのも事実です。
「安く提供する」というのも、ひとつの強みであり、お客さんにとってみれば「価値」ですが、僕たちはそこに足を踏み入れることは、極力避けるべきです。なぜなら、「価格」には限界があるから。安さをウリにすると、もっと安いとこが出てきたら終りです。お客さんが買ってくれる理由が「安いから」というのは、自分の首を締める戦略です。
反面、「価値」に注目するとどうでしょう?「価値」は言うなれば、僕たちの想像力と洞察力。そのキャパは無限大です。しかし、これは言うのは簡単。実際にやろうと思うと、なかなか出てくるものではありません。それには理由があって、こういうアイデアは、考えてひねり出せるものではなく、本当に求めていれば、あるとき「ふっ」と浮かび上がるものだからです。
アイデアに出会うための質問
アイデアに出会うためには質問が必要です。
朝起きて、色々と行動を起こす前に、毎日自分に質問するのです。
商品、サービスの価値をもっと向上させたいのであれば、朝起きて頭がシャッキっとしたらまず、「どうすればお客さんに対して、もっと価値を与えることが出来るか?」という質問を自分にするのです。
人間の脳みそは面白くて、五感から入力される情報、日々目に入って来る風景や情報、聞こえてくるものや匂いなどから、自分に関係ある物だけを選別する能力があります。
毎日忘れずに考えることで、脳みそは24時間絶え間なく、五感から入ってくる情報を選別して、その答えを見つけようとしてくれます。
何かのひょうしに、「はっ!」っとアイデが浮かんできたことが、あなたにもあると思います。それは、そういう脳みその仕組みが反応したためです。
2つのポイント
この「どうすれば〇〇できるか?」という質問は、僕たちがもつあらゆる不満や悩みに適用出来ます。
冒頭で書いた人が持つ共通の感情
- もっと健康になりたい
- もっとお金が欲しい
- もっと人間関係を良くしたい
- もっと自分の仕事をうまくこなしたい
もし、自分がそうした欲求があるのであれば、日々自分に質問するのです。
- どうすればもっと健康で若々しい肉体になれるか?
- どうすればもっとお金を稼ぐことが出来るか?
- どうすればもっと良い人間関係を構築出来るか?
- どうすればもっと仕事の質を上げることができるか?
また、サービスを提供する側だと、
- どうすれば健康になりたい人の感情を満たすことが出来るか?
- どうすればお金を稼ぎたい人を稼いでもらうことが出来るか?
- どうすれば人間関係で悩んでいる人の悩みを解決出来るか?
- どうすれば仕事の効率を高める支援をすることが出来るか?
こんな感じになると思います。
ポイントは2つ。「どうすれば〇〇できるか?」という形で考える事。
あと、ポジティブなキーワードを使うと言うことです。
例えば好きな人がいたとして、この自分への質問をする場合、「どうすれば彼女に嫌われないか?」(嫌われないようにすることが出来るか?)という問いはNG。
脳みそは、言い回しではなくて、「彼女」「嫌われる」という、断片的なキーワードをインプットします。ですから、この場合だと、嫌われないようにするアイデアは浮かんできません。むしろ、嫌われるような行動をピックアップしてきます。
では、どうすればよいか?それは、質問を変えること。
ポジティブなキーワードで質問することです。
この場合だと、「どうすれば彼女から愛されるか?」という問いにすることが理想です。こうすることで、「彼女」「愛される」というキーワードから、それを解決できるアイデアに気付くようになります。

あなたにも、色々と悩みがあると思います。その悩みを紙に書いて、ポジティブなキーワードを使って、「どうすれば〇〇できるか?」という質問を作って、毎日自分に問ってみて下さい。思いがけないタイミングで、アイデアが湧き出るはずです。